
大腸がん ステージ2
大腸がんのステージ2とは、がんが筋肉層から漿膜に浸潤して大腸の外に腫瘍が出るまで,更にリンパ節転移がないのが条件となります。
リンパ節転移がなければ自然にがんの免疫がてぎる可能性があります。
しかし、リンパ管と大腸のリンパ節の免疫細胞間の通路が塞がれていると、がん免疫が獲得出来ないので再発しやすいです。
大腸がんのステージ2は、回復手術により切除します。
再発率は結腸がんで約12%、直腸がんで約20%程度で、10年生存率は84.4%です。
再発が心配なので、免疫検査でがん免疫検査でがん免疫力のチェックを行います。
大腸がんがステージ2となっても、再発率は12%〜13%と低いために,基本的には見つかるまでは無治療です。
免疫検査を受けると再発しやすいかどうかは、確認できますが、3ヶ月に1回の簡単な血液検査を受けるだけでも安心して過ごすことができます。

大腸の壁は、6層の構造になっています。
大腸の外側にはリンパ管が沢山張りめぐらされていて、その中にリンパ節が多数存在します。
ステージ2とは、大腸がんがリンパ節までは転移していない状態で、しかしリンパ節の直ぐ手前まで大腸がんが進行している状態のことを言います。
ですから、いつリンパ節に転移してもおかしくない状態です。
そのために、ステージ2の大腸がんはの治療法としては、外科的手術によって大腸がんを綺麗に取り除く事が目的となります。
また、再発のリスクを避けるためにも、周りのリンパ節の切除も同時に行います。
ただし、外科手術と言っても医療技術の進歩から、開腹手術でなくても大腸がんの部位を取り除くノウハウが確立されています。

ステージ2のように、大腸がんの大きさが小さかったり、患者の体力がなかったりすると、抗がん剤や放射線治療を採用する場合もあります。
このように、基本的には大腸がんの治療方法は外科的手術が主な治療方法ですが、ステージ2なら、まだまだ治療の選択肢が多くあります。
ステージ2の大腸がんなら、適切な治療方法を行えば、かなり高い確率で完治することが出来ます、大腸がんの生存率の目安となる5年生存率は、ステージ2の場合は85%となります。
がんと言うと、即死と考えるイメージがありますが、ステージ2の状態なら楽観は出来ないものの、直接死に繋がるレベルではないと言えるでしょう。
ラベル:ステージ2